みなさま、こんにちは。
12月に入り、「11月なのにあたたかいねぇ~」なんて言ってたのがウソのようにすっかり冷えこんできた今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
日暮里探訪第2回目は「谷中ぎんざ」をご紹介いたします。
数ある東京の下町商店街のなかでも人気が高いスポットとして、地元の方から国内外観光客の方まで、いつも賑わいを見せています。
早速のぞいてみましょう♪
谷中ぎんざのシンボル「夕やけだんだん」がお出迎え。

日暮里駅 西口より徒歩3分ほど。谷中銀座へ続く、映画やドラマでもたびたび登場する階段「夕やけだんだん」が見えてきます。
山手線日暮里駅西口を出てすぐ脇には、桜の名所でもあり、徳川慶喜公をはじめ、多くの著名人が埋葬されている「谷中霊園」があります。歩き出すとすぐに寺町の風情、徐々にお店が増え、急に視界が開けた場所が「夕やけだんだん」とよばれる夕日の名所。そして眼下には「東京にもまだこんな場所が…」と思うような下町の郷愁漂う景色が広がり、その中心にあるのが谷中銀座商店街です。
商店街には昔ながらの個人商店を中心に、様々な業種約60店舗が全長170メートルほどの短い通りに立ち並びます。今では昔からのご近所のお客様はもとより、様々な地域のお客様に訪れていただけるようになりましたが、お店とお客様のコミュニケーションの根底は昔も今も変わりません。
お店とお客様、お店とお店、人と人と。
とても狭い、下町の商店街だからこその程よい距離感が「谷中ぎんざ」の魅力であり、商店街のコミュニケーションの原点でもあります。(谷中銀座商店街振興組合ホームページより抜粋)
下町情緒を感じながらゆっくりお散歩、が楽しい

商店街には昔ながらの個人商店を中心に、様々な業種約60店舗が全長170メートルほどに立ち並びます。
谷中ぎんざのお店は本当にバラエティ豊かに、私たちを迎えてくれます。買ってそのまま食べ歩きが嬉しい揚げ物や海鮮串焼きをはじめ、雑貨屋さん、陶器屋さんなどなど、五感のすべてに喜びと感動を与えてくれる、そんなお店が揃っています。少しだけご紹介しますね。(ぜひ足を運んでご堪能ください♪)

焼かりんとう本舗
谷中銀座店 お店自慢の焼かりんとうは、健康にこだわった油で揚げていない独自製法。更なるおいしさの秘密は、サックサクの新食感を実現した独自の生地と沖縄・伊江島産黒糖を使用した秘伝の焦がし黒蜜が絶品です。
営業時間:10:30~17:00
定休日:第三水曜日・第三木曜日

明富夢(ATOM アトム)
お客さんの「明るく富(ゆたか)な夢」を広げるお手伝いができるような店を目指したいという願いが店名に込められています。富士山の溶岩窯で焼かれた、表皮が薄くパリッとして中がふわっふわの柔らかなフランスパンをぜひご賞味あれ♪
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜日、隔週火曜日(祝日は営業)

惣菜 いちふじ
商店街のちょうど真ん中に位置しており、いつも行列ができているのですぐにわかると思います。「谷中で一番安い惣菜店」を掲げて大盛況です♪コロッケ、蓮根はさみ揚げは何度も食べたくなる逸品ですよ。
営業時間:11:00~20:00
定休日:不定休
約60のさまざまなお店がそろっています。
谷中銀座商店街振興組合ホームページには、すべてのお店の紹介が掲載されています。訪問まえにお目当てのお店をチャックしてみましょう。
七福神ならぬ『七福猫』がお出迎え!?

商店街内に、全部で7匹のオブジェが隠れています。全て見つけることができると幸せが舞い降りるとか・・・
七福猫の正体は、谷中ぎんざ商店街のいたるところでたたずむ木彫りの猫。これは東京芸大の学生さんたちによるもので、すぐに気づく目立つものもあれば、こんなところに!?的な隠れ猫まで、さまざまな表情で私たちを迎えてくれます。

こちらはオブジェではなく、本物の猫ちゃんです。猫ちゃんたちもたくさん待ってますよ。ぜひ幸せの猫たちに会いに来てくださいね♪
いつまでも受け継がれていく夕やけが、ここにあります。

眼下に広がるこの情景が、忙しい時間の中で生きる私たちの心の時計を、少しだけゆっくりにしてくれます。
昼間とはまた違った表情を見せる夕やけだんだん。この階段を、果たして何人の人が昇り降りしたのだろう。足早に駅に向かう人。商店街へ夕食の買い出しに向かう人。本当にたくさんの人に寄り添ってきたんだろうなぁと、しみじみと感じました。心あたたまる、そんな瞬間をもらいました♪
いかがでしたでしょうか。日暮里にはまだまだたくさんハートフルスポットがございます。